「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」

「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」木山泰嗣

「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」木山泰嗣

「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」を読み終わりました。

敏腕弁護士が2日間集中講義!の内容で、基本的な事項と民法を説明した後にストーリー仕立てになっていて、読みやすかった。

「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」木山泰嗣
目次

まえがき
1日目 基本を勉強しよう!
1時限 民法ってなに?
2時限 「請求できる権利」の一生をみてみよう!
3時限 「請求できる権利」は変身する?
4時限 「請求できる権利」は消滅する?
2日目 実例にあたってみよう!
1時限 ウソの売買契約は有効か?―通謀虚偽表示と第三者(総則)
2時限 頼んでいないことを勝手にされたら?―無権代理と表見代理(総則)
3時限 買った土地が二重に譲渡されていた!―不動産所有権の対抗要件(物権)
4時限 債権を譲渡することもできる?―債権譲渡の対抗要件(債権)
5時限 借金を肩代わりして彼女をゲット?―債務引受け(債権)
6時限 連帯保証契約はだれとだれの間の契約?―保証契約の法的性質(債権)
7時限 債権を第三者に行使できる場合って?―債権者代位権と債権者取消権(債権)
8時限 他人の土地を売る契約でも有効になる?―他人物売買の効力(債権)
9時限 大家さんの許可なく部屋を又貸ししたら?―無断転貸と信頼関係破壊論(債権)
10時限 中学生の息子がした万引きの責任は?―未成年者の監督責任(不法行為)
11時限 従業員が会社のトラックで事故を起こしたら?―使用者責任と外形標準説(不法行為)
12時限 奥さんが勝手に買ってきた商品の代金は?―日常家事の連帯債務(親族)
13時限 成年被後見人から土地を譲り受けていいの?―利益相反(親族)

と実例も身近な話題を例に説明されている。民法をこれから勉強したり、軽く民法を復習するにもオススメの本です。

書名:弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業
著者:木山泰嗣
出版社:光文社
ISBN-13:978-4334036812
URL:http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036812